twitter で todesking さんが発言した一連の内容に関して非常に深く同意したのでまとめてみます。
- 見れば見るほどすごい。記事の内容じゃなくて、サイトのレイアウトが。精神が異常レベル。下のほうまじやばい。http://tinyurl.com/2ypkv6 ■
- この手のサイト、itmediaとかCNETとか、がやっている精神が正常ではない感じのwebデザインは別に関係者全員が狂人なわけじゃなくて、ビジネス的な都合がいろいろあるのだろうが、それにしても見れば見るほどすごい。■
- 驚くのは人間の適応力の高さだ。ある程度慣れた人間は、周辺の異常領域を無意識のうちに完璧にスルー、本文だけを読むことができる。■
- これは何を意味しているんだろう。ビジネス的な都合を反映しつつも本文とそれ以外のcrapをはっきり区別できる良質なデザインを採用しているということだろうか。■
- それとも単に、閲覧者がネット上のクソにたいしてよく訓練されているということだろうか?■
- まあ、見やすいよな、本文。よくやっているとおもう。■
- ひとつの記事を粉々にして無理やり複数ページに分けるのってPV稼ぎのためなのかな。■
- 広告は消せるしautopagerizeもある。スクリプト書けばどんどん快適になる。でも、何か納得のいかないものを感じる。■
- 「便利になる」じゃなく「不当に使いにくかったものがあるべき状態に戻る」であるケースが多すぎる。■
- 無知な消費者がどこまで保護されるか問題。■
- 無知な消費者のPCに侵入して勝手に広告消すワームで世界を革命する■
- なんつーか、これも搾取の一形態と呼べるのじゃないかな。■
- 搾取の特徴としては、搾取している側は特に困らないということだ。■
- 搾取されてる側が搾取に気づかなければ、特に問題なく世界は回る。■
- 「CNET的なもの」は明らかに間違っており、かようなことをしないと生き残れない生態系は完全にバグっており、インターネットを爆破してなんかこうどうにかする必要がある。■
- インターネット関係者は、CNETの記事 ――日頃は完全にスルーしている本文以外の場所も含め―― を隅から隅まで読み、世界の異常性を認識するべき。一日一回やれ。■
CNET Japan に限らず、ITmedia とか @IT とか、この手の大手サイトは軒並み本当に本当にひどい。
肝心の本文が、過剰なヘッダやフッタ、他の記事へのリンクのサイドバー群、広告に完全に埋もれている。
試しに CNET Japan のスクリーンショット取って調べてみましたが、ページ全体の面積 1010 x 5243 = 5295430 ピクセル中、本文を表示しているのは477 x 1389 = 662553 ピクセル程度、約12.5% 程度にしか過ぎないのであり、言い換えれば不必要な情報のダウンロードにかかる通信費、見たくもない部分のページレンダリングにかかる電力や時間など、不当なコストを8倍も払わされているということ!
新聞や雑誌で広告が全体の8割弱も占めてたら、暴動が起こりますよ!
あとこのようなページ構造は携帯デバイスで閲覧する時に地獄のように不便で、通信時間の増大なんかもさることながら、HTML の構造的に本文ブロックがかなり後ろのほうにあった場合など (狂おしいことにこういう場合がほとんど!)、20回ほどページスクロールを連打してようやく本文が見えてくるといった苦行のようなありさま。
ひどい場合には携帯で読めるサイズを超えて読み込みが中断、仕方なくページ最下部までスクロールするもメニューやヘッダや広告の分しか読み込まれておらず、肝心の記事には一切たどり着けないなども。正気の沙汰ではございません。
asahi.com のように、ページ冒頭に「検索とメインメニューとばして、
そういうわけで、この手の大手サイトを閲覧する場合は、可能な限り「印刷用ページ」をグリモンで自動表示するようにして精神の安定を保っているおれです。印刷用ページは比較的どのサイトでも、余計なものが入ってないので。
(たまに「印刷用ページは有料会員のみ」みたいなところがあって爆破したくなりますけどね)
広告なんかは政治的にどうしても入れざるを得ないとかあるかと思うんでガマンもしますが、せっかく CSS 使ってページレイアウトするんだったら、最低限でも本文ブロックを先頭に持ってきて、ヘッダ・フッタ・サイドバーなどは CSS で表示位置調整するとかすればいいのに、バカ!あほ!とんま!他界してください!と思いました。
あと TENORI-ON は発売されたらぜひ触ってみたいです。